「壁掛けテレビってやったら後悔するかな?」
「壁掛けテレビってやめたほうがいいかな?」
本記事はこんな疑問に答える記事です。
僕自身、一人暮らしの時に賃貸物件で壁掛けテレビをやったことがあります。
▼以下が実際に壁掛けしたテレビです。
実際にやってみて、僕は壁掛けテレビはやめた方が良いと思いました。その理由は以下の通り。
今では壁掛けはやめて、置き型にしています。
今回は、壁掛けテレビはやめた方がいい理由8つと、実際にやって後悔した声まとめを紹介します!
壁掛けテレビはやめた方がいい理由8つ
壁掛けテレビをやめた方がいい理由は以下の通り。
1つずつ詳しく紹介していきます
壁掛けテレビはやめた方がいい理由①:壁に傷や穴がつく
壁掛けテレビを設置する場合、壁へ傷や穴を開けなければ設置できないケースがあります。
テレビは大きな家電なので壁にしっかりと固定する必要があり、これを怠ると地震の時など、とても危険です。
壁に傷や穴を開けて壁にテレビを設置した後、テレビの場所を変更すると傷が目立ってしまうため景観を損ねます。
賃貸物件の場合、そもそも壁に傷や穴を開けると、退去時に修理費を請求される可能性もあるので危険です。
一応賃貸用に「壁美人」と呼ばれるホチキスでテレビを壁掛けできるグッズも売っていますが、そこそこな値段がします。
壁掛けテレビはやめた方がいい理由②:工事が必要になる
壁掛けテレビ固定のためには、場合によって工事が必要なケースがあります。
テレビの大きさによっては大人1人でも厳しいケースがあり、業者に壁の補強なども含めて頼むのが安全です。
壁掛けテレビの工事費用ですが、大きなテレビの場合10万ほどすることがあります。
55インチテレビの配線隠しオプションだけで7万が相場のようなので、これも結構高いです。
それだけのお金があれば、テレビをもう1グレード良いものにできるので、そこまでして壁掛けしたいかよく考えるべきです。
壁掛けテレビはやめた方がいい理由③:位置が固定化する
壁掛けテレビにした場合、テレビの場所が固定化されてしまい後から移動させることが難しくなります。
何年も同じ家具家電の位置だとマンネリ化してきて模様替えしたくなる時ってありますよね。
しかし、壁掛けテレビにしてしまうと、テレビの位置が固定化されるデメリットがあります。
家具の位置はテレビを中心に決めることが多いと思うので、テレビの位置が固定化されてしまうだけで、その他の模様替えも難しくなる可能性があります。
模様替えを定期的にする方は、壁掛けテレビはやめておいた方が無難です。
壁掛けテレビはやめた方がいい理由④:配線問題がある
壁掛けテレビには配線問題という隠れた課題があります。
壁掛けテレビに憧れる方は、▼以下のような絵を想像していると思います。
しかし、よく考えていただければわかる通り、テレビは電源などのケーブル類を這わせる必要があります。
上記写真は業者の高価な工事により壁に配線を隠しているにすぎません。
自分でテレビを壁掛けする場合は、配線が必ず見えてしまい想像と違ったなんてこともあります。
もちろん業者の工事で配線隠しオプションをつければ理想に近づきますが、前述の通り壁に穴を開ける必要があったり、高額な工事費が発生したりとハードルは高いです。
壁掛けテレビはやめた方がいい理由⑤:収納力が低下する
壁掛けテレビはテレビ台を置かないケースがほとんどなので、収納力が低下するというデメリットもあります。
テレビ台があれば、リモコン類やゲーム類、DVD類などを収納しておくことができます。
しかし、壁掛けテレビの場合、テレビの下はスッキリとしているので、収納するスペースがなく別の場所にしまう必要があります。
リモコン類やゲーム類がテレビの近くに収納できないのは地味にストレスになると思います。
壁掛けテレビはやめた方がいい理由⑥:賃貸では難しい
壁掛けテレビは賃貸物件ではかなりハードルが高いです。
壁掛けテレビは基本的に壁に穴を開けて、配線を隠したり、固定をしたりするため、賃貸では難しいです。
しかし今では壁掛け風のテレビや、最小限の傷でテレビを壁掛けする方法がいくつかあります。
その一つが僕自身も賃貸で試したことのある、「壁美人」と呼ばれるホチキスでテレビを固定する方法です。
▼実際にホチキスでテレビを壁掛けした写真が以下。
▼壁美人でつけたテレビを壁から取り外した写真が以下。大きな穴は空いていない。
配線隠しには、配線モールと呼ばれるアイテムを使用。せっかくテレビを壁掛けしても配線でダサくなるからやるなら必須。
壁掛けテレビはやめた方がいい理由⑦:テレビの買い替えができない
壁掛けテレビをしてしまうと、テレビの買い替えが柔軟にできなくなります。
最近は色々な機能が搭載されたテレビが発売されていて、数年おきに目移りしてもおかしくない状況です。
しかし、壁掛けしたテレビを買い替える場合、壁への再設置や配線の繋ぎなおし等が発生し、大きな手間になります。
5年おきくらいでテレビを買い替える方は壁掛けテレビはやめておいた方が無難です。
壁掛けテレビはやめた方がいい理由⑧:長期壁掛けの心配がある
業者に頼んで工事してもらった場合は壁掛けでも問題ありませんが、自分でテレビを壁掛けした場合は長期設置が不安です。
長期壁掛けによりネジが緩んだり、壁との接点部分が劣化し、最悪の場合テレビが落ちるなんてことも可能性としてあります。
壁掛けテレビを自分で行った場合は、1年に1回の定期的なメンテナンスは欠かせないと思います。
壁掛けテレビをやめた人の理由5選
実際に検討した上で、壁掛けテレビをやめた人が多数いました。(SNSなどの書き込みを調査しました)
壁掛けテレビをやめた理由は以下の通りです。
ライフスタイルが変化する可能性があるから
「今はテレビを頻繁に見ているから、勢いで壁掛けしようとしていたけど、テレビを全くみない生活になるかもしれない」
「テレビを全く見ないのにずっと壁にあるもの邪魔だし、撤去もできないのは辛い」
たしかに生活スタイルって2〜3年でも大きく変わりますよね。
僕も最近はテレビ番組を全く見なくなってきたのですごくわかります。
ライフスタイルが変化することもしっかりと考えて、テレビを壁掛けするかは判断した方が良さそうですね。
性能の良いプロジェクターが出るかもしれないから
「将来的に性能が良いプロジェクターが出るかもしれない」
「プロジェクターだったら壁に映像を映すだけだから、壁掛けテレビよりもスッキリしそう」
「壁掛けテレビした後にプロジェクター出たらショック」
2023年3月時点で既に「ポップインアラジン」という高性能のプロジェクターがあるんですよね。
しかし値段がまだまだ高いのがネック。もう少し価格が下がってくると普及しそうな印象ですね。
この先2、3年でさらにもっと高性能なプロジェクターは出そうだし、ポップインアラジンの後継機でパワーアップしそうな気もします。
レイアウトの変更ができないから
「一度壁掛けしてしまうとテレビの位置を変更できないのが困る」
「模様替えが好きなのにテレビが固定だと、ソファーの位置も固定になってしまう」
たしかに壁掛けテレビって、テレビの位置だけが移動できないと思いきや、目の前に置いているソファーの位置まで固定されちゃうんですよね。
他の家具の配置にも影響がでるので、壁掛けテレビにするかどうかは慎重に決めた方が良さそうですね。
費用が高くつくから
「壁掛けテレビの工事で10万以上の見積請求されてきつかった」
「壁掛けしなければもっと良いテレビを購入できると考えた」
壁掛けテレビの工事費用は思っているよりも高額なんですよね。
テレビの大きさによっては10万以上請求されることもあり、それならテレビ自体のグレードを上げれるんですよね。
スピーカーの設置位置がないから
「壁掛けテレビにしたんだけど、音が壁に跳ね返って微妙だった」
「壁掛けするとスピーカー自体置く場所がなくて困った」
テレビを壁掛けすると、音の問題もあるようです。
テレビ内蔵のスピーカーを使うと、テレビによっては壁に音が反射してよく聞こえないなんて自体もあり得ます。
スピーカーを置くにも壁掛けテレビの場合、置き場所に困ることもあるみたいですね。
まとめ
今回は、壁掛けテレビはやめた方がいい理由8つと、実際にやって後悔した声まとめを紹介しました。
壁掛けテレビをやめた方がいい理由を整理すると以下の通り。
また、実際に検討した上で壁掛けテレビをやめた方の理由をまとめると以下。
壁掛けテレビはやってから後悔する代表格なので、慎重に検討してから行うようにしましょう!