【テンキーレス】【超薄型】【無線キーボード】
上記3つのキーワードでキーボードを探している時に出会ったのがロジクールの「MX Keys mini 」というキーボードだ。
実際に3か月程使ってみて良いところ・悪いところが見えてきたので、MX Keys mini のレビューをしていきたいと思う。
- MX Keys miniの特徴
- MX Keys miniの良かった点
- MX Keys miniの気になった点
- MX Keys miniがオススメな人
MX Keys miniの | 良かった点MX Keys miniの | 気になった点
---|---|
コンパクトで省スペース設置ができる | Unifying無線通信に未対応 |
テンキーレスでタイピングしやすい | 持ち運ぶには重すぎる |
ペアリングの切り替えが楽 | |
バックライトがかっこいい |
MX Keys miniの基本スペック
MX Keys miniの基本スペックは以下。
メーカー | Logicool(ロジクール) |
発売日 | 2021/11/11 |
製品型番 | KX700GR |
製品サイズ | 29.6 x 13.2 x 2.1 cm |
重さ | 506g |
接続方式 | Bluetooth |
キー配列 | 日本語配列(JP) / 83キー |
キーピッチ | 約19mm |
キートップの大きさ | 約12mm |
MX Keys miniの特徴
MX Keys miniの特徴をまとめると以下。
- テンキーレス
- 打鍵感が心地よい
- マルチペアリング機能搭載
- 独自のファンクションキー塔載
- 19mmのフルピッチ
テンキーレスで打鍵感が心地よい無線キーボードを探している人にはオススメの商品になっている。
MX Keys miniの特徴に触れながら次章よりレビューを行っていく。
MX Keys miniレビュー
MX Keys mini 付属品
MX Keys miniの外箱が以下。価格が高いキーボードだけに高級感がある。
MX Keys miniの付属品のうちキーボード本体とUSB-C充電ケーブルが以下。
- Mx Keys Mini本体
- USB-C充電ケーブル(USB-A & USB-C)
- 取扱説明書
- 保証規定
MX Keys mini 外観
MX Keys miniの見た目はスタイリッシュなキーボードといった印象。無駄な部分がなくミニマルな感じでまとまったキーボードだ。
MX Keys miniを上からの写真が以下。上から見るとわかりやすいんだけど、キーピッチが19mmになっていてタイプしやすい作りになっている。
キーピッチとはキーの間隔のこと。19mmのキーピッチを「フルピッチ」と表現する場合もある。
MX Keys miniの裏面が以下。滑り止めのゴムが5つ付いているからデスクに置いたときキーボード本体がずれない。
MX Keys miniの横からの写真が以下。コンパクトで傾斜角度もちょうど良い。
MX Keys miniの電源はつまみ型のスイッチになっている。Appleの「MagicKeyboard」とほぼ同じ仕様になっている。ロジクールが意識してる可能性がある。
MX Keys miniの電源スイッチ横には充電ポート(USB-C)があって、このポートから充電ができる。バッテリーはバックライトONの状態で約10日間持つから充電は週に一回くらいで大丈夫。
MX Keys mini側面の写真が以下。薄くてスタイリッシュなフォルム。高さは約2cm、傾斜角度は約5度になっている。
ロジクール の「G913TKL」という薄さを売りにしたキーボードも使っているので、薄さを比較してみた。結果としてMX Keys miniがいかに薄いのか明確となった。
「MX Keys mini」と「G913TKL」の比較として、上から見た写真が以下。MX Keys miniが子供に見えるくらいコンパクトに仕上がっている。
ロジクール の「G913TKL」のレビュー記事も書いてるから、気になる人はチェックしてほしい。
キー自体が窪んでいて、タイピングしやすい作りになっている。
MX Keys miniをタイピングしてみると、吸い付くようなしっとりとしたタイプ感の印象。これはタイピングするのが楽しくなる。
MX Keys mini 大きさ・重さ
MX Keys miniの大きさは30cm×13cm。コンパクトなキーボード分類される大きさだ。
MX Keys miniの重さは504g。持ち運ぶにはちょっと重すぎるのが残念なところ。
MX Keys miniのマルチペアリングを試してみた
MX Keys miniは3台までペアリングできるようになっていて、F1,F2,F3キーで割り当てるようになっている。
MX Keys miniのペアリングはめちゃくちゃ簡単で、例えば「F1キー」を長押しした後に、デバイスのBluetooth設定画面で「MX Keys mini」を選択すれば設定完了だ。
MX Keys miniは最大3台のデバイスとペアリングすることができる。僕はデスクトップPC、ノートPC、スマホをペアリングしている。
ペアリングしている端末を切り替えたい場合は、F1~F3キーを押すだけ。シームレスに端末の切り替えができる。テレワークで私用PCから会社用ノートPCに切り替えることが頻繁にあるからとても便利。
「MX Keys mini」と「MXMaster3」の組み合わせでより便利に
僕はMX Keys miniと一緒に「MXMaster3」というロジクールのマウスも購入した。
MX Keys miniとMXMaster3を組み合わるメリットは、「Logicool Flow」という機能が利用できる点だ。
「Logicool Flow」とは2台~3台のPC間でテキストのコピペをしたり、データ移動が出来る機能のこと。これはあまりに便利すぎて驚いた。シームレスにパソコンA→パソコンBに対してデータをコピーできる。デスクトップPCとノートPCの2端末を使っているブロガーの方は、データの移行が楽になるからすごくオススメ。
MX Keys miniのショートカットキーが便利
MX Keys miniの独自のショートカットキーが意外に便利だった。
ショートカットキーの概要をまとめると以下。
キー | 名称 | 役割 |
F6 | ディクテーションキー | 音声入力機能を呼び出すことができる。※MacOS/Windowsに対応 |
F7 | 絵文字キー | 絵文字ウィンドウが瞬時に開くので、 絵文字を選択して送信できる。 LINEなどで活用できる機能。 |
F9 | マイクのミュート/解除 | マイクのミュートとミュート解除ができる。テレビ会議などで活用できる機能。 |
個人的にはF9のマイクミュート機能を多用している。テレワークでテレビ会議が頻繁にあるので、マイクをミュートする際、F9キーでミュートするようにしている。
MX Keys miniの自動バックライト点灯がかっこいい
MX Keys miniの自動バックライト点灯の画像が以下。タイピングする際、キーボード本体に手を近づけると自動で点灯してくれる。タイピングをやめてしばらくすると自動消灯してくれるから省エネにもなる。
MX Keys miniの黒色はバックライトでキー文字が見えづらくなることはないんだけど、MX Keys miniの白色の方はバックライトを点灯するとキー文字がかなり見づらくなるみたいだから注意が必要。
MX Keys mini レシーバーを買う場合は「Logi Bolt」
ロジクールの従来規格であった「Unifying」のレシーバーは、MX Keys miniには使用できないので注意が必要。
規格名 | Unifyingレシーバ | Logi Boltレシーバ |
MX Keys mini | 非対応 | 対応 |
ロジクールは「Unifying」をフェードアウトさせて、独自の新しい規格である「Logi Bolt」というものを流行らそうとしている。MX Keys miniでレシーバを利用する場合はこの「Logi Bolt」の方を購入する必要がある。
利用用途としては、テレワークなどで会社のPCにBluetoothやUnifyingで接続するとセキュリティ制限で接続できないことがあるから、「Logi Bolt」のレシーバを使ってねって事らしい。
BluetoothでPC⇔MX Keys miniを接続する人はレシーバは要らないから気にしなくていい。
MX Keys miniの良かった点
MX Keys miniの良かった点は以下。
3端末のペアリングに対応しているのがポイント高い。無駄のないシンプルなデザインだけど便利な機能がたくさん塔載されてるのも嬉しい。
▼実際にデスクにMX Keys miniを置いた写真が以下。デスク周りがすっきりとして大満足。
MX Keys miniの気になった点
MX Keys miniの気になった点は以下。
これまでのロジクールの「Unifying」レシーバが使えないのは残念なところ。ユーザーとしてはデバイス毎にレシーバを買い足すのは物が増えるだけだから避けたい。
MX Keys miniはこんな人におすすめ
ここまでのレビューを通して、MX Keys miniは以下のような人にオススメ。
- デスク周りのデバイスをすっきりとさせたい
- テンキーレスかつ無線のキーボードを探している
- Bluetoothでペアリングしたいデバイスが2つ以上ある
- 長時間タイピングする
MX Keys miniであればデスク周りの環境はすごくすっきりする。テンキーレスだからテレワークで長時間タイピングする人は手首が疲れづらいメリットもある。
MX Keys mini レビューまとめ
MX Keys miniのレビューをまとめると以下。
- テンキーレス
- 打鍵感が心地よい
- マルチペアリング機能搭載
- 独自のファンクションキー塔載
- 19mmのフルピッチ
MX Keys miniの | 良かった点MX Keys miniの | 気になった点
---|---|
コンパクトで省スペース設置ができる | Unifying無線通信に未対応 |
テンキーレスでタイピングしやすい | 持ち運ぶには重すぎる |
ペアリングの切り替えが楽 | |
バックライトがかっこいい |
- デスク周りのデバイスをすっきりとさせたい
- テンキーレスかつ無線のキーボードを探している
- Bluetoothでペアリングしたいデバイスが2つ以上ある
- 長時間タイピングする