「GPT-3.5とGPT-4の違いって何?」
「GPT-3.5とGPT-4の性能比較を具体的に知りたい」
本記事はこんな疑問に答える記事です。
最近、「GPT-4」という言語モデルがOpenAIからリリースされ、話題になっています。
元々あったGPT-3.5から更なる進化を遂げていて、2023年はAIの始まりの年となりそうです。
今回は、GPT-3.5とGPT-4の違いは何なのか、またそれぞれの性能比較について詳しく紹介していきたいと思います。
先に、GPT-3.5とGPT-4の性能比較をまとめると以下の通り。
- GPT-3.5とGPT-4で始末書を書いてみた
→GPT-4の方が構造的に文章を書いてくれる - GPT-3.5とGPT-4でマイクラ建築をさせてみた
→GPT-4の方が高度な建築物を作ってくれる - GPT-3.5とGPT-4で大喜利をしてみた
→差がなく、どちらも面白くない
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GPT-3.5とGPT-4の違いは?
GPT-3.5とGPT-4の違いは以下の通りです。
比較項目 | GPT-3.5 | GPT-4 |
パラメーター数(精度) | 約1.75兆個 | 約100兆個(推定) |
機能 | ・自然言語生成による文書作成 | ・自然言語生成による文書作成 ・画像入力による文章生成 ・画像・音楽・動画の生成 |
最大トークン数 | 2,048(5,000文字) | 32,768(約25,000文字) |
利用方法 | ・OpenAIが提供するAPIを通じて利用 ・チャットGPTで利用 | ・OpenAIが提供するAPIを通じて利用 ・チャットGPTで利用 ※MicrosoftBingで搭載済み |
GPT-4はGPT-3.5と比較してパラメーター数が約100兆個で桁違いに多いと推測されています。
パラメータの数が多ければ多いほどAIとして精度が高くなるため、GPT-4はとても賢く、論理的で明瞭な回答を返してくれると言われています。
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GPT-4は何がすごいの?
GPT-4のすごさをまとめると以下の通り。
- GPT-4は、頭がいい(模擬司法試験を解かせたら上位10%のスコア)
- GPT-4は、処理能力が高い(約25,000語のテキスト生成・処理に対応)
- GPT-4は、画像内容を解析できる(チャットGPTでは利用不可)
以下に詳しく紹介します。
GPT-4は、頭がいい(模擬司法試験を解かせたら上位10%のスコア)
GPT-4は模擬司法試験で受験者の上位10%程度のスコアで合格できるほど頭がいいです。
OpenAIより引用
上記データはOpenAIが公開しているGPT-3.5とGPT-4に試験を受けさせた時のスコア結果です。
横軸が試験の種類になっていて、GPT-4の司法試験のスコアが上位10%に入る成績です。
GPT-3.5のスコアは「下位10%程度」なので、GPT-4がいかに頭がよくなっているかよくわかります。
GPT-4は、処理能力が高い(約25,000語のテキスト生成・処理に対応)
GPT-4はタスク処理性能に関しても、GPT-3.5から進化しています。
GPT-3.5では約5,000文字の処理性能だったのに対し、GPT-4では約25,000文字を処理できるようになりました。
したがって、GPT-4では長いコンテンツの作成や文書分析ができるように進化しています。
GPT-4は、画像内容を解析できる
GPT-4では新たに、画像の内容を解析できるマルチモーダル機能に対応しました。
OpenAIより引用
上記は、OpenAIが公開しているGPT-4の画像解析の内容です。
GPT-4に画像を読み込ませて、「この画像のどこがおかしいのか説明してください」と質問したところ、
「この画像の面白いところは、モダンなスマホの小さな充電端子に、大きくて時代遅れなVGA端子を差し込むというばかげたところから来ています」
と回答しました。
この結果から、GPT-4は、画像の情報を理解し、おかしな箇所を正確に指摘できる事を証明しました。
ただし、このGPT-4の画像解析機能はまだ研究段階で、一般公開はされていません。
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GPT-3.5とGPT-4の性能比較まとめ
GPT-3.5とGPT-4の性能比較をした方が多数いたので、面白かった結果をまとめてみました。
- GPT-3.5とGPT-4で始末書を書いてみた
→GPT-4の方が構造的に文章を書いてくれる - GPT-3.5とGPT-4でマイクラ建築をさせてみた
→GPT-4の方が高度な建築物を作ってくれる - GPT-3.5とGPT-4で大喜利をしてみた
→差がなく、どちらも面白くない
以下に詳しく紹介します。
GPT-3.5とGPT-4で始末書を書いてみた
GPT-3.5とGPT-4に、社員証を無くした場合の始末書を書かせた例です。
GPT-3.5よりもGPT-4の方が構造的に文章を書いてくれるようです。しかも社員証を紛失した経緯まで書いてくれたようです。
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GPT-3.5とGPT-4でマイクラ建築をさせてみた
GPT-3.5とGPT-4にマイクラの建築をさせた方の例です。
これは写真の通り、GPT-4の方が高度な建築物を作ってくれていますね。
やはりGPT3.5と比較して、GPT-4は創造性という部分も大きな進化を遂げていることがわかります。
GPT-3.5とGPT-4で大喜利をしてみた
GPT-3.5とGPT-4に大喜利をさせた方の例です。
大喜利のお題は「サインボールにそんなこと書くな。何を書いた?」です。
GPT-3.5とGPT-4の回答はそれぞれ以下の通り。
- GPT-3.5の回答
→「熱帯魚を泳がせています。ご注意ください!」
→「今日は風が強いので、ホームランを打つ場合は風向きに注意してください。」 - GPT-4の回答
→「ボールが転がって戻ってくる呪文」
→「悪魔と契約して100発ホームラン」
うーん、絶妙にどっちも面白くない(笑)
GPT-4の性能を持ってしても、ユーモアを作り出すことはまだ難しいようです。
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まとめ
今回は、GPT-3.5とGPT-4の違いは何なのか、またそれぞれの性能比較について紹介しました。
あらためて、GPT-3.5とGPT-4の違いは以下の通りです。
比較項目 | GPT-3.5 | GPT-4 |
パラメーター数(精度) | 約1.75兆個 | 約100兆個(推定) |
機能 | ・自然言語生成による文書作成 | ・自然言語生成による文書作成 ・画像入力による文章生成 ・画像・音楽・動画の生成 |
最大トークン数 | 2,048(5,000文字) | 32,768(約25,000文字) |
利用方法 | ・OpenAIが提供するAPIを通じて利用 ・チャットGPTで利用 | ・OpenAIが提供するAPIを通じて利用 ・チャットGPTで利用 ※MicrosoftBingで搭載済み |
上記、GPT-3.5とGPT-4の違いを踏まえて、GPT-4のすごさは以下になります。
- GPT-4は、頭がいい(模擬司法試験を解かせたら上位10%のスコア)
- GPT-4は、処理能力が高い(約25,000語のテキスト生成・処理に対応)
- GPT-4は、画像内容を解析できる(チャットGPTでは利用不可)
最後に、GPT-3.5とGPT-4の比較をまとめると以下になります。
- GPT-3.5とGPT-4で始末書を書いてみた
→GPT-4の方が構造的に文章を書いてくれる - GPT-3.5とGPT-4でマイクラ建築をさせてみた
→GPT-4の方が高度な建築物を作ってくれる - GPT-3.5とGPT-4で大喜利をしてみた
→差がなく、どちらも面白くない
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